子供、女性の病気の話

目の病気

病気は、一般的に発症する部位によってわけられますが、目の病気もおなじです。

主なものとしては、角膜・強膜の病気、水晶体の病気、まぶたの病気、硝子体の病気、眼底の病気、視神経の病気などがあります。

まぶたの病気としてもっとも有名なのは、“ものもらい（麦粒腫）”で、これはブドウ球菌などに感染することによっておこります。

水晶体の病気としては、白内障がよくしられていますが、この症状は目のレンズである水晶体ににごりがしょうじる病気です。

眼底の病気としては、網膜剥離などがしられています。これは加齢や体質がかんけいしておこるばあいがほとんどですが、ぶどう膜炎や眼球腫瘍によっておこるばあいもあります。

網膜剥離は視力のきゅうな低下をひきおこすため、早急な治療がひつようになります。

硝子体の病気には飛蚊症などがあります。これは硝子体にしょうじた浮遊物が網膜に影をおとすことで、蚊がとんでいるようにみえる病気です。

飛蚊症は生理的なものであり、とくに心配することはありませんが、まれに網膜剥離などの前駆症状としておこることもあります。