子供、女性の病気の話

病気(子供、女性、睡眠、目)の話

認知症の症状

認知症とは、従来痴呆症ともよばれてきました。認知症の特徴として「もの忘れ」があげられますが、認知症でなくても、ひさびさに会った友人の名前などがおもいだせないことはあります。このばあいまでも、認知症というわけではありません。

認知症(痴呆症)とは、「脳血管疾患、アルツハイマー病その他の要因に基づく脳の器質的な変化により、日常生活に支障がしょうじるていどにまで記憶機能およびそのほかの認知機能が低下した状態」のことをいいます。

認知症(痴呆症)のチェックとして、たとえば、(自宅の)住所や電話番号がわかるか、曜日や月がわかるか、いつもかよっている道がわかるか、買い物でお金を払えるか、状況に合わせて服をきられるか、数日前の会話を思い出せるか、会話の途中で言いたいことを忘れたりしないか、よくしった人の顔がわかるか、名前をおぼえているかなどがあります。

認知症(痴呆症)かどうかの診断は、こういったチェックがひとつの目安となります。ですが、くわしい診断のためには、医師にそうだんする必要があるのはもちろんです。

  
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