子供、女性の病気の話

摂食障害の治療

摂食障害とは、近年増加している病気のひとつで、おもにわかい女性がかかります。

　摂食障害は、文字通り、摂食における障害です。おもなものとしては「拒食症」「過食症」が挙げられますが、このふたつは周期的にくりかえされることがおおいです。

　摂食障害のおもな原因は、「痩せたい」「美しくなりたい」という病的につよい思い。こうした思いがいちぶの若い女性たちを拒食・過食に駆り立てるのです。こうした摂食障害は、ひどいばあい、患者を死（自殺含む）にいたらしめることもあります。

　摂食障害は、先進国でしかみられない病気といっても過言ではありません。たべるものが多すぎて、ふとることを恐怖するといった摂食障害は、患者本人だけではなく、飽食の問題を放置している国の国民全員がしんこくにかんがえるべき病気といっていいでしょう。

　摂食障害とは、一言でいって食事を正常にとれない病気ということができます。

　摂食障害の代表的なものは「拒食症」と「過食症」です。どちらも文字通りの意味ですが、過食症のほうは、大量にたべたあとに嘔吐・下剤の使用・過度の運動・絶食などの代償行為が伴います。こうした摂食障害は、おもに先進国の若い女性がかかるもので、おおくのばあい「痩せて美しくなりたい」「太って醜くなりたくない」という病的なまでにせつじつな願いからおこるようです。

　拒食と過食は周期的にくりかえされるばあいがおおくあります。こうした摂食障害は精神的要因によっておきているので、治療のためには精神科・心療内科にかかったり、心理カウンセラーのカウンセリングをうけることが有効です。