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睡眠障害症状ナルコレプシー
睡眠障害のひとつとして、ナルコレプシーという病気があります。ナルコレプシーの原因ははっきりとはわかっていません。
ナルコレプシーの症状に「過剰な眠気」があります。その眠気は「健常者が丸3日間睡眠をとらずに過ごした後に難しい数学の問題にとりくんでいる状態に相当する」ともいわれています。
あるいている時や食事中、上司と面談中や電話のさいちゅうなど、まさかとおもうような状況で、発作的に数分~20分の居眠りを、一日に何回もくりかえします。いったんねむればすっきりしますが、2、3時間たつとまた極度の眠気におそわれてしまいます。
ナルコレプシーの症状に「情動脱力発作」があります。うれしいときや感激したときなど喜怒哀楽の感情がつよく動いたときに、腰、ほほ、あご、首、全身、ひざ、まぶたなどの姿勢筋の力がきゅうにぬける症状です。
重症になると身体がくずれるように地面にたおれたりすることもあります。この睡眠障害は、てんかん発作とことなって、この脱力発作の時も本人の意識がとぎれないでいます。
ナルコレプシーの症状には、そのほかに入眠時幻覚・睡眠麻痺などもあります。
ナルコレプシーは睡眠障害のひとつですが、まわりの理解がえられないことも少なくありません。もちろん本人がつらいのはいうまでもありません。睡眠障害は、学校・会社など社会生活をいとなんでいくうえで深刻な病気といえます。
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