子供、女性の病気の話

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風邪特効薬

風邪はおもにウイルス感染による病気で、医学的には「かぜ症候群」といわれています。鼻水や喉の痛みといった初期の症状から、発熱、倦怠感、頭痛などの全身の症状におよぶばあいもあります。

「風邪はひき始めが肝心」といわれます。寒気がする、鼻水がでる、喉が痛い、といった初期症状の時に、体をあたためてゆっくり静養すれば(プラス風邪薬を一日1、2回服用するとより確実)、悪化せずに翌日にはなおっていることでしょう。

しかしいったん高熱がでてしまうと、風邪薬をのんでも病院にいっても、回復までに時間がかかります。こうなってしまうとあせっても仕方ないので、「この高熱でウィルスとたたかっているんだな、頑張れ」とおもいながら、ゆっくり静養するのが最善の策です。

たかが風邪、とおもいがちですが、風邪の症状は、その他の病気の初期症状にもよく見られるもののため「風邪は万病のもと」ともいわれます。「『風邪が治らないな』と思っていたら肺炎だった」という話もよくききますので、あまり風邪がながびくようなら、「風邪以外の病気でないことを確認するため」にも病院で診察をうけるようにしましょう。

風邪をひいたら、ぜひためしていただきたいのが「梅醤番茶」というものです。よく「おばあちゃんの知恵袋」や世界的に有名な「マクロビオテック」などでも紹介される一品ですが、風邪にはかなりのききめがあります。

梅醤番茶の材料は、梅干1個・醤油小さじ1杯・生姜汁2、3滴・熱い番茶です。作り方は簡単。中くらいの梅干を湯のみ茶碗に入れて、種をとって梅干をほぐします。醤油を小さじ1杯くえて生姜汁をいれ、熱い番茶をそそぐだけです。

本格的には、番茶はオーサワジャパンの手摘みの三年番茶を使い、20分以上煮出すこと。番茶は火に長くかけることによって、食物のいわゆる「陰・陽」の陽性がより強くなり、体をあたためてくれます。梅干しは無農薬天日干し、醤油はちゃんと醸造して作った純正醤油、そして国産生姜を使うこととなっています。

生姜は血行をよくし発汗をうながすため、熱をさげる作用・咳をしずめる作用がありますので、まさに風邪のためによういされた自然のお薬。きらいでなければ生姜汁2、3滴程度ではなく、すりおろした生姜をたっぷりいれた方が風邪にききめがあります。

梅醤番茶は、のんだ後汗がよくでます。そこで体をひやすと風邪が悪化します。

  
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