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パニック障害
パニック障害とは、じっさいにはパニックをおこすべき危機的状況ではないのに、脳が幻の危機を感知してパニック症状をおこしてしまう病気のことをいいます。パニック障害は、パニック発作、パニック症候群ともよばれます。
パニック障害の症状は、心臓発作ににているところがあります。息苦しくなる、胸が痛くなるといった症状が突然しょうじて、汗がでたり体がふるえたりします。しかし心電図に異常はみられません。
パニックをおこすべく状況でパニックをおこすこと。これ自体はべつに異常なことではありません。そういった時に心臓がドキドキしたり、息苦しくなるのは、人間にそなわった、正常な反応といえます。
パニック障害の特徴は、その正常な反応が、ふつうのパニック時以外におきるというところであって、しょうじた「反応」そのものには、異常や危険はないということを理解する必要があります。
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